マイナンバーとサイバーテロについて
最近のサイバーテロについてご存知ですか?
一昔は大企業等に対するサイバー攻撃が多かったそうです。例えば年金機構が狙われ個人データが盗まれた例がありました。
政府系機関や銀行等はサイバー攻撃の対象でしたが、最近は様子が変わってきたようです。
現在、マイナンバー制度導入に向けて準備が進んでいることと思いますが、我々中小企業は大企業のような万全なセキュリティが出来ません。そこで、サイバーテロ集団は中小企業に攻撃の対象を移しているようです。もちろん社員のマイナンバーを盗むのは簡単に行える連中ですので、パソコンのハードディスクにマイナンバーを格納するのは大変危険です。
サイバー攻撃は、20103年のデータで日本の企業の74%が攻撃を受けています。攻撃方法は多彩ですが、
搾取・改ざん・麻痺・破壊
の4つが行われます。搾取は個人情報も営業機密も研究開発も含みます。最近のニュースで情報漏えいが話題にならないのは、毎日発生しているからなのです。
改ざんはプログラムを書き換える事です。web改ざんによる不正送金などで、信金・労金・JAなど2015年上半期だけで15億円の被害が出ているそうです。
麻痺・破壊はサイバー攻撃でマルウェアを植えつけられるなどした結果、会社のPCが壊されて業務が出来なくなります。
自社のホームページを乗っ取られ、DDos攻撃を受けるとホームページに訪問した人のPCがマルウェアに感染し、特定の攻撃目標に一斉に攻撃を仕掛けるという恐ろしいものまであるそうです。
今現在の世界中でのサイバーテロの様子が見えるホームページがあります。1秒間に相当数のサイバーテロが行われているのがわかります。 http://map.norsecorp.com/
このようなことから、いつ何時にサイバーテロに合うかわからない時代です。自社の社員のマイナンバーやお客様情報が漏れる危険性があるのです。
是非私共にご相談ください。サイバーリスク保険についてご説明をさせていただきます。
2015年11月18日
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